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【城好き必見!】日本最後に築城された「福江城・心字ヶ池」& おすすめ史跡スポット4選

石田城 五島の歴史・文化
五島の歴史・文化

五島の観光地の一つでもある福江市内中心にある「福江城」(石田城)

日本で幕末最後に建てられたお城であり日本で最も新しいお城です。

そしてこのお堀の中には…

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日本で最後に築城された「福江城」

幕末期、近海に異国船の出没が頻繁になったため、第22代盛利が幕府に海防を理由に築城を願い出て、1849年7月10日第30代盛成の時に幕府の許可を得た。完成は14年後の1863年6月28日第31代盛徳の時で、江戸時代最後に完成した城郭である。城は本丸、二の丸、および付属の曲輪からなり、およそ東西300m、南北250mの規模を有していた。

城壁の三方が海に面した海域は国内唯一であった。しかし、すぐに明治維新を迎え、日本で最後に築城された城となり、わずか9年にして解体された。現在は、本丸跡に五島高校が建てられている。

※1871年(明治4年)廃藩のため陸軍省の所轄となり、翌明治5年4月22日門の一部を残して解体された。※福江城は海城である。

 

城の呼び名は福江城?石田城?どっちが正式名所なのか

福江城は別名「石田城」とも呼ばれています。石田城は築城された石田の浜にちなんだ呼び名です。その名残が今も続いているため石田城と呼ばれることもあります。

現在は「福江城」が正式名所になっています。

 

城壁の中に高校がある「五島高校」

福江城の▼蹴出門をくぐっていくと中には…五島高校と保育園があります。

五島高校の生徒たちはここの門を通って毎日通学をしています。

五島石田城

城壁の中に入り、歩いていくと保育園があり、その先に本丸跡に五島高校があります。福江城本丸跡(石田城)に五島高校が建てられました。

▼ここが五島高校の門になります。趣がありますね。高校

 

続日本100名城

お城好きの方ならご存知の続日本100名城のスタンプ帳付の本に、五島の福江城も掲載されています。各島々の城趾や城壁なども掲載されていて見ているだけでも楽しい1冊です。続日本100名城の本が発行されてから五島にもお城好きの方が沢山来島しています。

福江城スタンプはどこで押せる?

続日本100名城の福江城スタンプを押せる場所は五島観光歴史資料館です。お城に興味がある方はぜひ五島にも来てくださいね。

五島市歴史資料館

 

福江城(石田城)
福江地区
交通:福江港から徒歩10分、福江空港から15分お濠前バス停下車
住所:五島市池田町1-2

 

【国指定名勝】心字ヶ池と五島氏庭園

五島家30代盛成は、福江城の工事が竣工すると安政5年(1858年)子息の盛徳に家督を譲り藩政を辞し、城郭内に隠殿として邸宅を建て、京都の僧、全正に庭園を作らせた。金正は金閣寺の丸池を模倣し、用いた石は鬼岳の熔岩を多用した。盛成は亀を好んでいたので、池護岸、中島などの随所に亀に似た石を据えているのが特徴で、池は心の字を形どって造られたとされ「心字ヶ池」と命名されている。

五島氏庭園屋敷

▼福江城のお掘りの中にある五島氏庭園と心字ヶ池は中を拝観することができます。中を見るには拝観料がかかります。

▼中に入るとスタッフの方が中を案内してくれて、いろいろと説明をしてくれるのでとてもわかりやすいです。当時の御殿様が亀をとても好んでおり隠殿のいたるところに亀の模様などがあります。

「亀の間」

風月を愛した盛成が特に好んだ亀を釘隠や欄間に施しています。

▼欄間にも亀がいます。

▼全ての部屋を見渡せるように作られたそうです。

▼「梅の間」から心字ヶ池を見渡すことができます。

▼丸窓もとてもおしゃれでここから庭を眺めていたんでしょうね

ほかには隠し通路などもあり見応えがありました。

心字ヶ池

▼心字ヶ池と隠殿

▼心字ヶ池の庭園も見ることができます。樹齢800年のクスノキ。

▼庭園内にある石垣。「野面積み」石垣の石は藩中、藩外の力自慢の若者が浜辺から土つかずで運んだもの。

▼この石を持ってくるだけでも大変なのに積み上げも間近で見ると圧巻です。

▼別の角度から見た心字ヶ池。一周できます。五重の石塔があります。

心字ヶ池の公開期間は限られていますので事前に確認をしてから行かれた方がいいです。7~8月は公開していないためご注意ください。

 

五島氏庭園・心字ヶ池
福江港より車で5分、徒歩10分
【公開期間】
時期:4月~6月、9月~11月
①毎週土曜日、日曜日 午前9時~午後5時
②毎週月曜日 午前9時~午後12時30分
③ゴールデンウイーク期間(4/28~5/7)午前9時~午後5時
入園料:大人900円、小人(10歳~17歳)400円
駐車場:無料
【お問合せ】
電話:0959-72-3519

 

常灯鼻

「常灯鼻」は江戸時代末期、福江城を築く際の防波堤と灯台の役割のために建てられた。台上には航海の安全と豊漁を祈願して、金毘羅神社の祠も祀られています。福江島に来たら必ず最初に目にする史跡スポットです。

五島の史跡

 

福江地区
交通:五島市東浜町
住所:福江港から徒歩5分

 

明人堂

中世の東シナ海で貿易商として活躍した明国の王直。本拠地としていたのが福江島。航海の安全を祈願してこの「明人堂」が建てられました。その後が、現在の明人堂であると伝えられています。

五島史跡

▼明人堂は福江港から近いので歩いて行けます。

五島史跡

 

福江地区
交通:福江港から車で3分、徒歩15分
住所:五島市福江町1032-2

 

福江武家屋敷通り

昔の城下町の武家屋敷が連なる一帯。中級武士が住んでいた武家屋敷になります。武家屋敷通りは直線で約400mぐらいの通りです。

▼福江武家屋敷通りの詳細はこちら

【五島スポット】散策&ランチ「福江武家屋敷通りふるさと館・食事処武家屋敷」 
福江港から徒歩10分ほどのところにある「武家屋敷通り」

 

明星院

日本遺産、空海、歴史

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まとめ

福江城の城趾は気軽に見ることができますので、ぜひ訪れてみてください。時間があれば五島の歴史散策もおすすめです。

▼続日本の100名城 「福江城」が掲載されています。

 

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もっちー

長崎県・五島列島の魅力を案内・発信する「五島列島サーチ」です。地元五島列島・福江島在住のもっちーが五島市の魅力や公式には掲載されていない地元情報をお届けします。
趣味:旅行、写真、ドライブ、神社巡り
特技:デザイン・チラシ作成など、PC全般
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